早いもんで、新しい年がまた巡ってきた。12月になるとスーパーなどの店頭には、お正月飾りがたくさん並ぶ。
暮が近づくと若松も並んで一層賑やかになる。でもコロナ禍もあって、古くから続いた伝統の行事も控え気味。
あれみんな、ちゃんとお正月を祝って飾られるんだろうか? 食品ロス同様に短期間で廃棄処分されちゃうのか? 生産者の収入は保証されるんだろうか?
15年ぐらい前から、新春の店頭に並ぶ七草の絵を描いてきた。あのパックだって、7日の午後にはもう消えてしまっている。産地は三浦半島のものが多いようだが、いつも気がかり。
3年ほど続いた自粛要請の禍は大きい。3年続けば子どもたちも大学生も、先生たちとまともに会話するチャンスも少ないまま卒業することだって多いことだろう。友達との触れ合いも激減している。内気な子どもほど目だたない寂しさは一生涯、尾を引くんじゃないだろうか? こんな子どもたちこそ、人混みとは無縁な自然散策を楽しんだりしてほしいのに。
暮が近づくと新聞などでは今年の重大ニュースが発表される。市川の自然環境についてはどうなんだろう。樹木への愛着も消えて、日陰になる、落ち葉の掃除は誰がするなどとマイナス面ばかりが強調されて、やたらに樹木の伐採が目につく!
ヨーロッパの歴史を見ても、都市化が進んだ反省として市街地の中に豊かな緑を復活させた事例は多いのに、日本ではまだそうした自然回帰への盛り上がりには遠いままのようだ。
市川みどり会の行動目標の一つは、確か「歩く」だったはず。気がかりないくつかを、遠慮がちに並べてみよう。
◆ 公園で遊ぶ子どもが、大声で騒いでうるさいという投書が話題になっている。でも、子どもたちだって幼児期は哺乳動物みたいなもので、仲間たちと大騒ぎするなどして多様な体験を積み重ねながら育つもの。前向きに対策を考えましょうよ。
◆ ずっと気にしているのは新庁舎北側斜線の屋上緑化。たぶん温暖化対策なども考慮し、先進事例をと意気込んで計画されたのでしょう。 葛飾八幡宮の方から眺めると低い木が植えられているらしい。だけど冬の時期には、殆ど日が差さないだろうし、夏の水やりにはどんな装置で対応しているんだろうか? その基本計画と成果について、何らかの発信をしてほしいのに!
◆ 市川も広い。どこかに老若男女が大声を出してストレスを発散できる、森林公園みたいな場所ができないものか? 市役所発行の地図を見ると、何故か番地も建物の影すらもない地域もある。たぶん複数の地権者などで事情が絡んでるんだろうけれど、活用方法はないものか? 加速する超高齢社会、やがて誰もがその時を迎える。車いすでも散策できるユニバーサルデザインも当然考慮しなければ。
◆◆ こうした長期計画は誰が考える? 単年度ではなく、超党派の議員さんと市民が一緒に考えないとできませんね。あ、関心のある人材を育てることから始めないといけないのかな? 広報いちかわには、素敵なキャッチフレーズが掲げてあるんです『いつも新しい流れがある市川』と。
(ブログ投稿日時 2023-01-06)
新しい年の始まり。梨風東緑地のアジサイを登場させようかと思ったが、冬枯れの風景でやっぱりちょっと寂しい。そこで新春らしく、改めて春の七草を登場させることにした。
ところで皆さん、新年早々にスーパーなどに登場する七草セットを手に取って確かめた人、実際に買ってお粥を作った方、どのくらいいらっしゃるのだろうか?
七草というのだから、春の息吹を感じさせてくれるようなたくましさを期待するんだけれど、何ともみじめな新芽なんですよ。パックの底には千切りキャベツみたいに徒長したハコベが敷き詰められている。その上に乗せられたセリなどは根株を植えこんで発芽させたようでひょろひょろ。お値段が高いものは赤い二十日ダイコンなどが乗せてあったり。

第146回1月(正月)パックに詰められた春の七草
その昔、三浦半島へカイワレ大根の生産現場を見学に行ったことがありました。プールほどの広さで、屋根部分は遮光されたうす暗い大型ビニールハウス。タネを水に浸したものがベルトコンベアーでゆっくり回転する。最終地点では山積みされたパックに、次つぎとカイワレが入れられる。
休憩になるまで作業員は同じような動作を何時間も繰り返すことになる。
タイミングが狂うと一大事。大きくなり過ぎたらパックに詰められなくなるのだから。
まだ雪深い早春の尾瀬で、雪解け水の流れの中で咲いていたミズバショウの花を見つけた。かがみこんで水温を測ったら、何と4℃だった時の驚き!
半世紀以上も昔、冬のおかずといったら、練馬大根のタクワンと梅干しだけだった頃だから、新芽の緑色が春の息吹を伝えてくれる希望の光だったんでしょうね。
お刺身のツマにされる千切りのダイコンだって、すぐに捨てられちゃうなんて、作った農家の人もダイコン本人だって、思いも寄らなかったでしょうに。
冬至を過ぎた次の日から、ほんの少しずつだけど、春がやって来るんだそうですよ!
イラストには、パックの春の七草に、その後の成長したものとを並べて添えました。
(ブログ投稿日時 2023-01-06)
